薬理学15 中枢神経薬理その1


上顎第一小臼歯であることは間違いない。



中枢神経薬理
全身麻酔薬・アルコール・催眠薬および鎮静薬・麻薬性鎮痛薬・向精神薬・抗てんかん薬・中枢神経興奮薬・パーキンソン病治療薬・脳循環代謝改善薬・抗痴呆薬 の順でこれからみていく。

Ⅰ.全身麻酔

(1) 全身麻酔状態とはどんな状態か。

(2) 全身麻酔薬には、吸入麻酔薬と静脈麻酔薬がある。吸入麻酔薬の性質は、吸入ガス中の麻酔薬の濃度によって効果が変化する。2つ挙げて説明せよ。

(3) 麻酔ガスは、肺胞に入った後、血液や組織に移行する。この時に、分配係数を考える必要があるが、分配係数とは何か。

(4) 分配係数の、油/ガスが大きいとどうなるか。

(5) 分配係数の、血液/ガスが小さいとどうなるか。

エーテルの麻酔深度では、第1期〜第4期に分けられる。第1期は、(6)____と呼ばれ、大脳皮質の麻痺が起こり、第1期の間に(7)____が消失する。血圧・脈は少し(8)____。第2期は、(9)____と呼ばれ、(9.5)____が消失する。高位中枢からの抑制が消失するため、(10)____・(11)____・(12)____・(13)____が増加する。
 第3期は(14)____と呼ばれ、ここから(15)____が開始する。第1相から第4相に分かれる。第3期の間に呼吸は減少し、皮切りに対する呼吸の反応も減少する。増加していた(10)、(11)、(12)、(13)は全て第2期より減少する。特に瞳孔は1相で小さくなった後、2相から先は大きくなる。特に第3期の第3相が最も(16)____に適している。
 第4期は、(17)____と呼ばれ、延髄の麻痺が起こるため、(18)____が停止する。第4期を過ぎれば(19)____が起こる。効きやすい麻酔は、それだけ簡単に第4期までいきやすい為、注意が必要である。

(20) 最小肺胞濃度とは何か。

(21) 吸入麻酔の代表的なものは何か。

(22) (21)の特徴を書きなさい。

 静脈麻酔の中には、催眠薬としても用いられる(23)____があり、代表的な薬物に(24)____、(25)____がある。(23)の他に、塩酸ケタミンもあるが、この薬には、血圧を下げない(26)____としての作用がある。

(27) 静脈麻酔について、吸入麻酔と比較した場合の長所と短所を書きなさい。 


Ⅱ.アルコール
  まあ、あの、えーっと、アルコールは、エーテルと比べた場合、手術期が短いですから、麻酔作用はありますが、麻酔には使えないと先生言ってませんでしたっけ?(オギ子談)