歯科放射線学その1 顎骨の画像診断その1 

適当に作ってたら、どの教科もちびっとしか作れなくて終わりそう。ま、いいよね。



角化歯原性嚢胞とエナメル上皮腫は、範囲が大きいことと再発が多い為、放射線による鑑別診断が必要だが、ひとまず置いておいて、今日は一般的な画像診断について。

 がんがあるかどうか、ではなく、がんがどれだけ進展し、どうなると予後が悪いのかを放射線学では知る必要がある。口腔がんが周囲解剖構造へ浸潤し始めるのは、TNM分類では(1)____にあたる。

・下顎骨への浸潤の場合、(2)____へ浸潤しているかどうかで手術方法が変わる。例えば、歯槽頂からがんが、少しだけ浸潤している場合は、(3)____は除去しなくてよいが、下顎骨の3分の1以上浸潤している場合、下顎骨は上から下まで除去する必要がある為、(3)も切除することになる。外部から下顎骨への浸潤の場合、がんの浸潤に伴い骨皮質が(4)____し、その後(5)____した後に、(6)____へと浸潤し、進展範囲が拡がるため、その範囲を診断する必要がある。

・口唇・口腔の腫瘍に関するTNM分類は、(1)が更にaとbに分けられている。aの場合、(7)____・(8)____・(9)____・(10)____に浸潤しており、(11)____が可能なものである。それに対して、bの場合は、(12)____・(13)____・(14)____・(15)____に浸潤しているもので、(11)は不可能である。

・内頚動脈へのがんの浸潤においては(16)____ルールを覚えておく必要があり、これは内頚動脈の周囲(16)度を超えてがんが取り囲んでいると危険であるという指標になる。

・腫瘍の進展範囲を評価する場合には、脂肪組織への進展には(17)____の(18)____強調を使用すればよく、骨への進展に対しては、(19)____を使用するとよい。内頚動脈への浸潤に対しては、(20)____も有効であり、がんと動脈の間隙、動脈の可動性、動脈の圧排、動脈の外形、血管内のがん組織、血流の停滞などの情報を捕えることが可能である。

 がんが、顎骨の中に入り易い場所は3か所あり、(21)____・(22)____・(23)____である。

・神経に沿ったがんの進展の評価には、MRによる(24)____がベストであり、三叉神経第2枝の場合、がんは(25)____・(26)____・(27)____などへ進展し、後に(28)____神経や(29)____神経に沿って(30)____へ入った後、蝶形骨大翼にある(31)____を通って頭蓋腔へ入る。三叉神経第3枝の場合、オトガイ孔付近の皮膚や歯槽頂のSCC(SCCを調べたんだけど、腫瘍マーカーとしか書いていない。扁平上皮癌の腫瘍マーカーらしいから、扁平上皮癌のことかも)や、咬筋隙のがんが、(32)____神経・(33)____神経・(34)____神経などに沿って(35)____から頭蓋腔へと入って進展する。